診療案内|神奈川県 横浜市神奈川区鶴屋町 犬飼歯科医院

診療案内

虫歯について

虫歯はまず、歯の表面に覆われているエナメル質に発生します。この段階では痛みはあまりありません。エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行すると、その部分が黒く見えます。また冷たいものや熱いものを食べた時に、歯がしみることがあります。

歯の神経まで虫歯菌に感染すると、歯が痛み出します。ここまで症状が進行すると、虫歯の部分を削るだけでなく歯の神経を取ることも必要です。治療が完了するまでに時間がかかりますし、神経を取ると歯がもろくなってしまいます。

さらに悪化すると歯のほとんどが溶けてしまいます。ここまで虫歯が進んだ場合は歯を残せず、抜歯の可能性が高くなります。

治療について

小児歯科では、最初にお口の中を見て歯や歯茎の状態を確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行うこともあります。その後、お口の中がどのような状態なのか、どんな治療をするのかを親御さまにご説明します。分からないことがありましたら、何でもご相談ください。

お子さまが怖がっている場合は、治療のトレーニングから始めます。お子さまを押さえつけて治療を行うようなことはありません。多少時間がかかりますが、親御さまは頑張っているお子さまを応援してあげてください。

治療が無事終わったら、虫歯の再発を防ぐために予防を行っていきます。数カ月に1回のペースでお口の健康チェックを受けることが大切になります。

歯周病治療について

歯周病治療の際には最初に検査を行います。そして検査結果を参考にして治療プランを作り、お口の現状や治療内容をご説明します。

患者さまに納得していただいたら、ブラッシング指導や歯垢・歯石の除去を行います。歯周病を改善するためには患者さまのご協力も必要になりますので、ご自宅でしっかり歯磨きをすることを心がけてください。

治療が終わったら再検査をします。歯周病が改善されていない場合は、外科的な処置をご案内することがあります。歯茎がよくなっている方には、健康な状態を維持するためにメンテナンスに移行します。

予防について

「歯が痛くなってから歯科医院に行こう」と思っている方がいらっしゃるでしょう。しかしお口の中に違和感がある時には、症状がすでに重症化しているかもしれません。また治療を何度も受けていると歯がもろくなり、最終的には抜歯になる危険性があります。ご自分の歯で食事を楽しむためにも、予防に力を入れるようにしましょう。

「予防はいつからやるべきですか?」と質問をいただくことがありますが、「歯のことでもう悩みたくない」と思った時が予防を始めるタイミングだと考えています。予防に興味のある方は、当院と一緒に健康な口内環境を目指しませんか?

入れ歯について

入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯の2種類があります。歯が1本も残っていない場合は総入れ歯を使うことになります。保険の総入れ歯はプラスチック製のもので、修理がしやすいことがメリットです。その一方で装着時に違和感が出てしまうことがあります。

1本~数本の歯を失った方には部分入れ歯を作製しています。適応範囲が広く、ほとんどの症例に使用することが可能です。また、自由に取り外せて手入れがしやすいので、入れ歯と歯茎の隙間に汚れが残ることがほとんどありません。